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52型 プロジェクションテレビ

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先日、52型のリアプロジェクションTVを思い切って購入し、今日届いた。
ヤマダ電機で、45万円の店頭表示価格を33万円まで値切り、10%ポイント還元のところを15%に引き上げての購入だったが、交渉するしないで信じ難い差額(13万!)、やってみるものだ。
リアプロジェクションテレビというのは、『液晶テレビ』でも『プラズマテレビ』でもない、第3のテレビ。と言っても、アメリカでは主流らしい。
というのも、リアプロは映画を観るのに適した大画面テレビだから、大きな家を持ち、我が家で映画を楽しむアメリカ人文化に合っているのだ。
性能もいい。液晶とプラズマの良い部分を掛け合わせた感じ。つまり、黒の階調が豊か、画面への映り込みが少ない、動きの処理速度が速い。そしてスピーカーも高性能。重低音~低音~中音~高音までカバーしている。2,3万円出してマルチサラウンドシステムを作るよりも、既にいいスピーカーが内臓されている。
ただ薄型ではないので、スペースは食う。特に自分の部屋は狭いので、なんだか冗談みたいな大きさだ。やや恥ずかしい代物でもある。購入前に何度も店頭通いし、飽きるほど展示品の画面を見てきたはずだが、我が家に来ると店にあったときより二回りは大きく感じる。
なぜ薄型じゃないか、というと、これがまたいいんだけど、画面(パネル)の裏側に水銀ランプが仕込んであるからだ。画面は液晶パネルなんだけど、そのパネルそのものが発光するっていうのじゃなくて、裏から水銀ランプの強烈な光を投射するので、画面の明るさが違う。
裏から光当てるって古典的な発想なのが味わい深い。前か後ろの違いはあれ、光学的に映画っぽいのだ。しかも、ランプが切れたらランプを交換すればいいだけなので、プラズマや液晶より寿命が長いし、消費電力もかなり低い。
また、還元したポイント(5万円)+1万円で『HDD+DVDレコーダー』も購入した。300ギガバイト。
テレビとレコーダーをHDMI端子でつなげるので、最高画質と音響が楽しめる。デジタル放送の録画もし放題。
配線やら設定やら半日がかりだったけど、やっぱりこれでDVDを観ると、映画館の気分を味わえる。
去年から部屋でDVDを観る機会が格段に増えたので、21型のブラウン管で観てるより、52型のリアプロで観たほうが、もう日々の映画体験の質がまるで違ってくる。
グリフィス、ヒッチコック、チャップリン、ゴダール、トリュフォー、ホウシャオシェン、イーストウッド、スピルバーグ、阪本順治、周防正行、山下敦弘、なんでもござれだ。

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